［著 者］宇都宮一成＋NPO法人シクロツーリズムしまなみ
［発行所］NPO法人シクロツーリズムしまなみ
［発 行］2020年3月 初版第１刷
［サ イ ズ］420×888mm 両面刷 蛇腹6面＋2つ折り 仕上がりA5 2枚組
・「西編」 今治市〜新居浜市／・「東編」 新居浜市〜観音寺市
［ 紙 ］マットコート＜９０＞
＜※当マップは観音寺市豊浜町までを記載しています＞
『いしづち海道』は、愛媛県今治市から香川県観音寺市までの、石鎚山のふもとに続く古の海道の呼称です。
瀬戸内工業地域沿線の町々を通るため、交通量の多いメイン国道を避けて、県道や旧街道、お遍路道などをたどり、ゆるゆると楽しむのがポイント。
「いしづち島走Map」では、地元サイクリストしか知らない、そんな抜け道、裏道を一堂に網羅。また、海岸線の美しい今治、水の都西条、鉱石で栄えた新居浜、紙のまち四国中央...と、町を育んだ自然界にまつわるトピックとスポットも紹介。
通過するだけなんて、もったいない！ この地図を片手に、移動する過程もまるごと楽しむ線の旅を、存分に味わってみてください。まだ見ぬ場所へ、あなただけの自転車旅へ、さあ出かけよう！
Point.1
今治〜観音寺間の最短は国道経由で約90km。道が極めて分かりやすく、最短時間で走れますが、大型車、交通量が多く、道路幅も狭いのが難点。サイクリングに慣れた人でも慎重に走る必要があります。
Point.2
比較的無難でおススメなのは、主に県道をつないでいくルート。地図上に赤色のマーキングで表示しています。愛媛マルゴト自転車道の推奨するコースと重なる道路上には、ブルーラインとピクトサインが表示されており目印になりますが、それをフォローしてしまうと見当違いの方向へ連れていかれてしまうこともあるので要注意。自分で地図を読みながら走る必要があります。
Point.3
超のんびり派の自転車乗りには、遍路道と旧街道をたどるルートがおススメ。地図上に緑色のマーキングで表示しています。静かで趣のある細道が続き、地元の良さを満喫することができます。ただ、遍路道の道標が随所にあるものの、迷いやすいのがネック。「迷うのも旅」と思える人は、地図とにらめっこしながらこの道をトレースしましょう。
Point.4
道中、一番の難所は新居浜と四国中央の市境にある山越え。国道11号の関戸峠(155m)、県道13号は天満峠(159m)です。それ以外はほぼ平坦な道が続きます。
飲食店や観光施設も地図に数多く記載しているので、カロリー補給やひと休みに、立ち寄る際のご参考にどうぞ。
地元自転車ガイドが作り込んだ「いしづち島走Map」。イメージをふくらませて、道中をたっぷりエンジョイしながら走ってみてください。
ぜひ、"せとうちサイクリングmapシリーズ"の「しまなみ島走Map」＆「とびしま島走Map」＆「さざなみ島走Map」と合わせて、せとうち大三角形周遊自転車旅行などをお楽しみください。
